結婚45年目の真実。満身創痍の「ゴッド姉ちゃん」和田アキ子を支え続ける夫・飯塚浩司との知られざる夫婦の絆
和田 アキ子 旦那である飯塚浩司氏との結婚生活が、2026年でついに45年目を迎えた。芸能界の「ゴッド姉ちゃん」として君臨し続ける彼女だが、カメラの回らない場所で見せる素顔は、一人の傷つきやすい女性だ。満身創痍の体を引きずりながらマイクを握る彼女の背中を、半世紀近くにわたって支え続けてきたのは、他でもない夫の静かな眼差しだった。
豪快な飲みっぷりや歯に衣着せぬ発言で知られる彼女だが、私生活では重なる大病や怪我に苦しめられてきた。そんな絶望の淵に立たされるたび、和田 アキ子 旦那である飯塚氏は、彼女の手を握り、再びステージへと送り出し続けてきた。二人の歩みは、華やかな芸能界の裏側にある、泥臭くも美しい愛の軌跡そのものである。
1981年の電撃婚から始まった「戦友」としての歩み

二人の出会いは1980年、和田アキ子が主演を務めたフジテレビ系のドラマ『ひまわり戦争』の撮影現場だった。当時、飯塚浩司氏はカメラマンとして現場に携わっていた。最初の結婚生活がわずか数ヶ月で破綻し、心に深い傷を負っていた彼女にとって、寡黙で職人気質な飯塚氏の存在は急速に大きくなっていったという。
翌1981年、二人は結婚。芸能界を代表する大物歌手と、裏方であるカメラマンの結婚は当時、大きな話題を呼んだ。格差婚などと揶揄する声もあったが、二人の絆は周囲の雑音をものともしなかった。飯塚氏はその後、彼女を公私ともに支えるために映像制作会社「エー・アンド・ケイ」を設立。単なる夫婦という関係を超え、同じ夢を追いかける「戦友」としての歩みがここから始まった。
子宮がん克服と「子供が産めない」葛藤を乗り越えた夜
結婚からわずか2ヶ月後、二人の前にあまりにも残酷な現実が立ちはだかる。和田アキ子に子宮がん(子宮頸がん)が発覚したのだ。医師から告げられたのは、命を救うためには子宮を全摘出するしかないという非情な宣告だった。
「女として、妻として、子供を産んであげられない」。絶望した彼女は、病室で飯塚氏に「離婚してほしい」と泣きながらすがりついたという。しかし、夫の返答は彼女の予想を遥かに超えるものだった。「俺は子供のために結婚したんじゃない。アコ、お前が必要なんだ」。この言葉が、彼女のその後の人生を決定づけた。病魔を克服し、再びステージで絶唱する彼女の姿は、夫の無償の愛が生み出した奇跡だったと言える。
満身創痍の2026年:満身創痍の体を支える夫の献身
2026年現在、和田アキ子は76歳を迎えた。長年の過酷なステージパフォーマンスと極度の緊張感から、その肉体は悲鳴を上げ続けている。持病の変形性股関節症に加え、近年は脊柱管狭窄症の手術、さらには膝の痛みなど、歩行すら困難な状態に陥ることも少なくない。
満身創痍となりながらもテレビ番組やコンサートの舞台に立ち続ける彼女を、私生活で完全にバックアップしているのが飯塚氏だ。自宅でのリハビリのサポートから、精神的なケアに至るまで、夫の献身的な支えがなければ、今日の「歌手・和田アキ子」は存在し得ない。彼女自身、近年のインタビューで「夫がいなければ、もうとっくに引退していた」と漏らしている。
「アッコの居場所」を守り続けるプロデューサーとしての顔
飯塚氏は単なる「優しい夫」に留まらない。彼は、和田アキ子という不世出のディーヴァを最も輝かせる方法を知る、優秀なプロデューサーでもある。彼女の所属事務所や関係者との調整役を担い、彼女が最も歌いやすい環境を整えることに心血を注いできた。
テレビで見せる彼女の強気なキャラクターの裏にある、極度のあがり症や孤独感を誰よりも理解しているからこそ、彼はあえて一歩引いた場所から彼女をコントロールする。時に厳しく、時に優しく、彼女の「心のブレーキとアクセル」を使い分けることができる唯一の人物、それが飯塚氏なのだ。
夫婦の老老介護と「最後のステージ」への覚悟
高齢期に入った二人にとって、避けて通れないのが「老い」との対峙だ。お互いに体を壊すことも増え、世間で言うところの「老老介護」に近い状態になることもあるという。しかし、彼らの間に悲壮感はない。むしろ、お互いの弱さを認め合い、補い合う姿は、長年連れ添った夫婦の究極の完成形を見せられているかのようだ。
「いつまで歌えるか分からない」。そう漏らす妻に対し、夫は「歌えなくなる日まで、俺が一番近くで見届ける」と約束しているという。終活や人生の引き際が囁かれる昨今、二人が見据えるのは、決して後ろ向きな終わりではなく、これまでの軌跡を肯定する「最高のフィナーレ」だ。
芸能界の巨星を輝かせ続ける、ただ一人の理解者
日本の歌謡界を牽引し、多くの後輩から慕われる和田アキ子。だが、スポットライトが消え、メイクを落とした彼女は、夫の腕の中でしか本当の安らぎを得られない。45年という歳月は、二人の関係を夫婦という枠組みから、運命共同体へと昇華させた。
激動の昭和、平成、令和を駆け抜け、2026年の今もなお輝きを失わない歌姫。その圧倒的な声量の奥底には、常に自分を信じ、守り抜いてくれた夫への、言葉にならない感謝のメロディが流れている。彼女がマイクを置くその瞬間まで、二人の無言の絆が途切れることはないだろう。 (出典: 和田 アキ子 旦那(Yahoo!ニュース))